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誰もが気兼ねなく安心して泊まれる宿・バリアフリーリゾート

誰もが安心して泊まることができる宿泊施設があったらいいな
こうした理想を障がい者の家族がシーガルに詰め込んで出来上がったのが
バリアフリーリゾートシーガルです。

シーガル設立のきっかけ

シーガルを構想するきっかけになったのは、難病を抱えながら前を向いて生きる”シーガルのおかぁさん”の夢でした。

重度障がい者でも高齢者でも
安心して楽しめる旅がしたい

「シーガルのおかぁさん」ことひろみさん。ひろみさんはご自身も10万人に1人という筋無力症という難病を患いながら、急性脳症の後遺症をもつ娘の生活を支えている。こうした生活の中では当時は都内でも車椅子やバギーで出歩くと奇異の目を向けられ、ホテルでもわざわざ振り返る人は少なくありませんでした。

人の目を気にせず心から安らげる
場所があったらいいのに…

いつしかひろみさんは22年前に亡くなったパートナー(夫)と「海の近くで、寝たきりの子でも遊びに来られる場所を作ろう」と夢を持つようになりました。始めてシーガルを訪れた時に、素晴らしい景色に感動をしました。「目の前の砂浜を見ては、車椅子を押して、子どもと一緒に歩きたい」と純粋に思いました。

山口県周防大島バリアフリーリゾートシーガル_コンセプト_2

重度障がい者がストレッチャー
(ベッド)でも行ける宿

こうしたシーガルのお母さんの夢を実現する為お母さんの家族みんなで立ち上げたのがバリアフリーリゾートシーガルです。今後もみんなを夢を実現していくシーガルでは、ストレッチャーリフトの導入を検討しています。入浴やベッドに入るときにリフトを使いくつろげるよう日本初の取組を推進していきます。

山口県周防大島バリアフリーリゾートシーガル_コンセプト_3

Kukuruさんとの連携

障がいがある方の旅行支援を実施している一般社団法人Kukuruさんと連携し移動支援なども実施しています。代表理事めぐみさんにもシーガルを視察してもらいました。

バリアフリールーム

シーガルのお母さんの想いと家族みんなで考え、あったらいいなをかたちにしたのがバリアフリールームは、誰にとっても安心してくつろぐことができるお部屋になりました。